完全食生活ってやばくないか
全国の忙しい社会人の皆様こんにちは。どうも腐ったみかんです(管理人)
今回は完全食生活をしてきた管理人の体調や性格の変化について批判的な視点から紹介します。
完全栄養食(コンプリートフード)は、栄養素のバランスが整った食品として人気を集めています。時間がない現代人にとって、忙しい日々の中で手軽に栄養を摂取できる魅力的な選択肢です。
しかし、完全栄養食だけで生活することにはデメリットやリスクも存在します。
本記事では、完全栄養食だけで生活してきた場合のデメリットと、批判的な視点からその影響を考察します。特に、アラサー世代に向けた情報を提供します。
デメリット1:多様な食材から得られる栄養の不足
完全食が最強だって思っていた時期も私にもありました。
完全栄養食は、理論上すべての必要な栄養素を含んでいますが、実際には自然の食品から得られる多様な栄養素を完全に代替することは難しいです。
例えば、果物や野菜から得られるフィトケミカルや抗酸化物質など、特定の栄養素は完全栄養食には含まれない場合があります (INTEGRIS Health - Hospitals in OK)。
これらの栄養素は、健康維持や病気予防に重要な役割を果たしています。
さらに、完全栄養食の成分表示が正確であるかどうかについても疑問が残ります。製品によっては、ラベルに記載された栄養素が実際には含まれていない場合もあるため、信頼性に欠けることがあります (Right as Rain by UW Medicine)。
デメリット2:食の楽しみと社会的な繋がりの喪失
普通に料理が上達しなくなり、自炊もしなくなります
食事は単なる栄養摂取の手段だけでなく、楽しみやリラクゼーション、人との繋がりを持つ重要な機会でもあります。
完全栄養食だけで生活することで、食べることの楽しみや外食の機会、友人や家族との食事の時間が減少する可能性があります。
これにより、精神的な健康に悪影響を及ぼすことがあります (UAB Medicine)。
例えば、特別なイベントや祝いの場では、伝統的な料理を楽しむことが一般的です。しかし、完全栄養食に依存することで、こうした場面での楽しみが失われてしまいます。
これは、食文化や人間関係の質にも影響を与える可能性があります。
デメリット3:消化器系への影響
トイレにかき込みたくなる時もあります
完全栄養食は液体やパウダー状のものが多く、固形食と比べて消化器系に異なる影響を与える可能性があります。
例えば、食物繊維の摂取が不足しがちで、これが便秘や消化不良を引き起こすことがあります。また、長期間の液体食の摂取は、胃腸の働きを低下させるリスクもあります (UAB Medicine)。
特に、食物繊維の不足は消化器系の健康に直結します。自然の食材には豊富な食物繊維が含まれており、これが腸内環境を整えるのに役立っています。
しかし、完全栄養食には食物繊維が不足している場合が多く、これが長期的な健康リスクとなる可能性があります。
デメリット4:長期的な健康リスク
いろんな物を食べた方が良いとされています
完全栄養食が短期的には便利である一方で、長期的な健康への影響については十分に研究されていません。特に、特定のビタミンやミネラルの不足が心配されます。
例えば、ビタミンB12や鉄、カルシウムなどは完全栄養食だけでは十分に補えない場合があります (INTEGRIS Health - Hospitals in OK) (UAB Medicine)。
ビタミンB12は神経系の健康に重要な役割を果たしており、その不足は神経障害や認知機能の低下を引き起こす可能性があります。
また、鉄分不足は貧血を引き起こし、エネルギーレベルや免疫機能に影響を与えることがあります。カルシウム不足は骨の健康に悪影響を及ぼし、骨粗鬆症のリスクを高める可能性があります。
批判的視点:完全栄養食に頼る生活の限界
意外とお金がかかります
完全栄養食に頼る生活は、その便利さゆえに一見魅力的ですが、実際にはいくつかの限界があります。
まず、完全栄養食の品質はメーカーによって異なり、一部の商品には必要な栄養素が十分に含まれていないことがあります (Right as Rain by UW Medicine) (UAB Medicine)。
さらに、完全栄養食の長期的な使用は、味覚の変化や食の楽しみの喪失など、生活の質に大きな影響を与える可能性があります。
完全栄養食はあくまで一時的な補助食品として使用することが推奨されます。
例えば、忙しい朝やランチタイムに手軽に栄養を摂取するために利用するのは良い方法です。
しかし、これを長期的な主食として利用することは、健康上のリスクを伴う可能性があります。
実際の体験談:完全栄養食だけで生活した場合の影響
実際どうなん
完全栄養食だけで生活した人々の体験談を聞くと、その利便性に満足する一方で、前述のデメリットに苦しむケースも少なくありません。
管理人が2年間半も実際に生活してみて、上記のデメリットに対してはこのように考えました。
- 栄養不足→多分ホント
- 食の楽しみがなくなる→ホント
- 消化器官の影響→知らん
- 生活の限界→ホント
栄養不足に関して→多分ホント
栄養足りてる❓
ところで完全食生活をしようがしないが、栄養不足にはなっている人が多いんじゃないでしょうか。
また、完全食を謳っている商品の中にも、実際には足りない栄養素があるのも事実ですし、表記が曖昧な場合もあります(牛乳を含んでいるのかどうか等)
しかしその分、疑いがあるからこそ栄養管理については無意識的に考えるようになりました。
その分、完全食人間は数字の面から、完全栄養食を選び、何が足りないかアプローチをかけることができます。
管理人の場合でも、ビタミンB系が足りないと考えたので、サプリメントから摂取するようになりました。
従って、栄養不足は多分本当で、でも計算しているので改善アプローチは可能という結論に至ります。
②食の楽しみがなくなる→ホント
料理しようとしても包丁とフライパンがありません
これは個人差が大きいとは思いますが、管理人の場合には、食事をしていた頃よりも食事について考えることがなくなり、冷蔵庫も冷えた物置きとなりました。
これも結局人次第で、忙しい朝と昼には完全栄養食、夜は普通に食事を摂るとかにすれば問題は解決しますし、健康管理リスクにも対応できるのではないでしょうか。
なお、性格に関しては元々根暗なので大丈夫でした。
社会的な孤立についても喋る人は孤立しないし、孤立が良いとしている人は、孤立と考えていないです。
でも個人的に、お昼休憩の時、外から見たら孤立してるよう見える上に、なんだかやばいやつだと思われるのはありますね。
【コラム1 海外のデータ】
例えば、ある男性は完全栄養食を3ヶ月間続けた結果、体重が減少し、エネルギーレベルが向上したと報告しています。しかし、同時に食事の楽しみが失われ、社会的な孤立感を感じるようになったとも語っています (UAB Medicine)。
また、別の女性は完全栄養食を1年間続けた後、慢性的な便秘や胃腸の不調に悩まされるようになりました。彼女は最終的に自然の食品に戻り、消化器系の健康が回復したと述べています。
このような体験談は、完全栄養食だけで生活することのリスクを示しています。
③消化器官の影響→知らん。けどいろんな食材を食べた方がいいのは多分ホント
みんな言っていること違くね❓
これに関しては私は専門家ではないので、調べた限りの情報にはなりますがやはり、いろんな物を食べた方がいいとされています。
これは、ドリンクタイプだけを取るか固形からも栄養をとるかのお話です。
また、食材としてはアメリカは同じ物を食べるのが普通だったり、日本等食文化から食にこだわる人が多い所はいろんな物を食べた方が良いとされています。
結論まあ、食にこだわりたい人はいろんな物を食べて、こだわりなかったら同じ物を食べてていいと考えます。
④生活の限界→ホント
普通にお金がありません
富士経済によれば、完全食市場については市場規模がどんどん膨れ上がり、2030年にはなんと546億円にまでの市場ができると考えられています。
一方で、まだまだ完全食の購入が少数派なので広義の意味で市場が完成しておらず、少数派の人間がニッチな商品に手を出しているのが現状だと思います。
そのため、特定少数人が普通の食品よりも割高商品を購入しているのが現状ではないでしょうか。
管理人の場合も、完全食ドリンクを続けていますが1食500円程度になるので、普通に高いです。(相場もこのくらいです)
1ヶ月あたりの食費は
1日3食500円=1500円✖︎30日=4万5千円
の計算になります。(普通にたっけ)
結論
参考になれば幸いです
いかがでしたでしょうか。
完全栄養食だけで生活することには多くのデメリットが存在します。
多様な食材から得られる栄養の不足、食の楽しみと社会的な繋がりの喪失、消化器系への影響、そして長期的な健康リスクなど、考慮すべき点は多岐にわたります。
アラサー世代の皆さんには、完全栄養食に頼りすぎず、バランスの取れた食事を心がけることをお勧めします。
健康的な食生活を維持するためには、さまざまな食品を摂取し、食事を楽しむことが重要です。
現代の忙しい生活の中で、完全栄養食は一つの便利な選択肢かもしれませんが、長期的な健康を考えるとき、バランスの取れた多様な食事を心がけることが最善です。
食事は単なる栄養摂取だけでなく、心と体の健康を支える重要な要素であると考えるのも大事かもしれません。